珍花火大会

2004年8月7日
夜の七時から花火大会だったから相方は
三時過ぎから浴衣を着始め四時ぐらいまでかかった。
そういえばこの浴衣は去年のまだ付き合う前に
一緒に反物屋に買いに行って一緒に選んだやつだ。

その時は付き合ってなくて相手にはまだ彼氏もいて
でももう彼氏よりも俺と付き合ってるような状態で
そういう関係をお互い楽しんでたなぁ。

あの時はホントにその関係が楽しくて別に束縛もなにも
ないから付き合うよりもお互い会うときは純粋に
笑ってばっかりいられたからそれでいいと思ってたんだよね。

それが突然相手が彼氏と別れてしまったからどうしようとか
悩んじゃって。結局付き合うことになって今にいたるんだけど
最初付き合って三、四ヶ月ははっきり言って倦怠期?だった。
勢いというか流れで付き合ったもんだからお互い好きなんだけど
すでに新鮮味がなくてあんまり会う気にもなれなかった。
だいたい週に一回会うか会わないか。

それが何故か途中からうまいこと歯車がかみ合ったのか
新鮮味はないけれどそのかわりに別のすごく大事なものを
二人は手に入れた。



話がそれまくってしまった。

まぁそれで花火大会に行ったんだけれど
始まる直前、すでに場所もべスポジをゲットし
ビールやらお好み焼きやらも買ってあり
あとはゆっくり花火を見るだけだったのに
七時半、突然大雨が名古屋を襲い会場はパニックに
なってしまったのだ。

みんなその場でビニールシートをかぶって雨を
凌ごうとしているが雨が強すぎてほとんど意味を成していない。
今のうちに出ようと彼女の手を引っ張って出口に
向かうが、すでに出口もパニック状態になっていて
まったく人の波は動かない。確かに何十万人の人が
いっせいになんて動けるはずがない。

まったく動かずみんなは土砂降りの雨にただ打たれて
いるだけでだんだんイライラしてきた。

その時、突然花火がいっせいにあがりだした。
別に雨がやんだわけではなく花火師達が雨の中強引に
決行し始めたようだった。

そのおかげかイライラしていた群集も花火の
きれいさに見とれて落ち着いた。
そこまで考えて決行したわけではないと思うけれど
短時間でその日の全花火をあげようとした結果
ほとんどあがりぱなし状態の空は雨のことを
忘れさせるほどきれいだった。

最後のクライマックスの頃には雨も弱まり
帰宅の途についていた人もみんな足を止め
そのすばらしさに歓声をあげていた。

多分、その場にいた人たちは良くも悪くも
今日という日が思い出になったと思うけど
次の日の新聞を見たらこのことがあっさりと
二、三行で書かれていてなんかがっかりした。

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